オーストラリア生まれのサンドボードは砂の斜面をボードで滑り降りる新しいスポーツです。スノーボードとよく似ており、初心者から上級者までそれぞれにあった楽しみ方ができます。ボード以外の器具(ウェアやブーツ等)は不要という手軽さも魅力の一つです。また、サンドボードはオールシーズン滑走可能なため、冬を待ちきれないスノーボーダーにとっては格好のスポーツと言えるでしょう。
鳥取砂丘の斜面は斜度約30度の急勾配を誇り、サンドボード会場として最適です。
|
|
鳥取砂丘新発見伝実行委員会は平成15、16年度に「サンドボード体験試乗会」を開催し、サンドボードの魅力を広く県内外に情報発信してきました。各種メディアにも大きく取り上げられ、最近では多くの方が楽しむようになってきました。また、こうした取り組みが発展し、広がりを見せ、平成17年5月21、22日には日本で初めて「鳥取大砂丘第1回全日本サンドボード選手権大会(ストレートジャンプ)兼体験試乗会」が開催されました。県外参加者が半数以上を占めたことからも、新しいスポーツであるサンドボードへの注目の高さがうかがえます。
|
鳥取砂丘でサンドボードをする場合は、下記図面の場所で滑るようにしましょう。
これは「サンドボーダーと他の観光客の接触による事故」や、「砂丘の景観を楽しむために訪れる方の迷惑になる」ことなどを避けるためです。決して馬の背などの観光客の多い場所では滑らないようにしましょう。
|
|
国立公園である鳥取砂丘は全国的に有名で風光明媚な景勝地です。景観を守るのはもちろんのこと、小さいお子さんから高齢の方まで、たくさんの人が様々な目的で訪れることを忘れないでください。
|
○衝突の原因になりますので、以下のことを確認してから滑るようにしましょう。
・斜面に誰かいないか
・滑走コースに誰か侵入してくる恐れがないか(特に海岸沿い)
・他のサンドボーダーと衝突する危険性はないか
・まわりの迷惑にならないか
○滑走前は必ずストレッチをするなどして、体のコンディションを整えて、ケガをしないようにしましょう。
○ジャンプ台等の工作物は、事前に自然公園法の許可や土地所有者の承諾を得なければ設置できません。
○砂を盛ってジャンプ台をつくる行為は土地の形状変更に当たり、事前に自然公園法の許可や土地所有者の承諾を得なければいけません。
自分が出したゴミは必ず持ち帰りましょう。自然を大切にする気持ちはサンドボーダーとして最低限のマナーです。
(1)鳥取砂丘サンドボード実行委員会事務局
〒680-0061 鳥取市本町2丁目110番地
TEL:0857-23-1749 FAX:0857-23-5574
メールアドレス:production@nkt-pro.co.jp
(2)自然公園法の許可申請について
鳥取市経済観光部観光コンベンション推進課
TEL:0857-20-3227
鳥取県東部総合事務所生活環境局生活安全課
TEL:0857-20-3676
|